【S12 使用構築】鬼羽ダイブリザX【最高2017/最終2008】
約1年半ぶりにレート2000乗りました。
【組み始め】
以前から使用している並びを改良する方針で検討。(改良前の構築記事↓)
前期使用構築【最高1996/最終1853】 - 物理技でだいたい確一
切り返し要素のトリルが相手に利用されてしまう事例を受け、常に上を取る電磁波を主軸に構成を見直した。
ミミッキュには上記展開が通じないため、他の対策を講じるよう心掛けた。
【個別解説】
性格:陽気
特性:もうか→固い爪
調整:メガ後 185(252)-151(4)-131-×-105-167(252)
技 :ドラゴンダイブ/ニトチャ/鬼火/羽休め
初手のステロ要員に繰り出せる鬼羽型。
同じく初手に選出されるリザードンX、ゲンガー、ゲッコウガ辺りに引きたくないと考え、ドラゴンダイブを採用した。
単純に火力が高い他、不意打ち性能に長けており、対面で1体倒しつつ後続に負荷をかける動きがよく通った。
また、ドラゴンダイブには20%の怯み効果が付いているため、サンダー、カビゴン、ポリ2といった耐久ポケモンでも強引に突破できた。
以下、ドラゴンダイブの主要ダメ計。
B4リザX…109.8~130.7%
H252メガゲンガー…66.4〜79.0%(二トチャ込みで確定)
B4ゲッコウガ…86.3~102.0%(半減二トチャ込みで確定)
H4ジャラランガ…100.6〜120.5%
性格:図太い
特性:ふゆう
調整:227(252)-×-189(252)-96(4)-150-105
技 :こごかぜ/電磁波/月の光/三日月の舞
グロス、マンダ、ガルーラを対策する枠。
トリル型と比較して、無理にアタッカーを連れていかなくても良いのが使いやすかった。
こごかぜ1ウェポンの構成だが、電磁波型だと強引に起点にしてくる相手(マンダ、リザX、ウルガ、その他挑発持ち辺り)がいるため、個人的には必須技だと考えている。
対ミミッキュは先に鬼火を入れておくことで、こご風→再生+ゴツメによる削り→三日月の舞→ニトチャの起点といった切り返しが可能だった。(特化ミミッキュの鬼火込み+6シャドクロで57.2~67.8%のダメージ)
三日月の舞で疲弊したリザX、PPの枯れたグライオンを復活させる動きが強い。
フリージオ@コオリZ
性格:臆病
特性:ふゆう
調整:185(236)-×-70-115-171(124)-158(148)
技 :フリドラ/零度/再生/黒い霧
・C特化レヒレのドロポン+ドロポンZ確定耐え
・最速ランドロス抜き
最速が基本となるポケモンだが、レヒレへの行動回数を増やすために耐久振りで使い始めたところ、以前の被ダメージに満足できなくなってしまった。
最速を放棄したデメリットとして、ガブリアスに対面で負けること、レボルトに上から格闘Zを叩き込まれることが挙げられる。
それでも選出機会はレヒレ向けが大半であるため、使用感としては悪くなかった。
むしろ零度がたくさん打てる分、精神面でアド。
グライオン@毒毒玉
性格:慎重
特性:ポイズンヒール
調整:179(228)-116(4)-146(4)-×-139(252)-118(20)
技 :地震/身代わり/羽休め/バトンタッチ
ギロチンはサイクル特化していない構築だと分が悪い運ゲーになりやすいと感じ、バトン型に変更した。
有利対面を周りの行動保証へと繋げつつ、終盤は詰め要員として活躍できる点が素晴らしい。
相性関係が曖昧な相手にはPP枯らしをチラつかせ、無理やり引かせる動きを取った。
痺れ待ちの身代わり連打は1回アドが取れればいい方で、あまり強い動きではない。
性格:控えめ
特性:激流
調整:171(92)-×-109(4)-165(148)-136(116)-99(148)
技 :ねっとう/カノン/こごかぜ/身代わり
・激流カノンZでH4アーゴヨン確1
・アーゴヨンの+2流星群Z確定耐え
・こごかぜ込みで意地ミミッキュ抜き
打点を激流カノンZへ集約させており、空いた枠には自身の性能を引き上げられる技を採用している。
ミミッキュ対策のS振りはギルガルド、テッカグヤ、ポリ2辺りにも有効で、これらの並びを崩す枠として大変重宝した。
カノンZを水耐久ポケモンに躱されることが多かったので、信頼できる対策枠が欲しいところ。
(後述するジャローダが本来その枠だった。)
ジャローダ@混乱実
性格:臆病
特性:天邪鬼
調整:156(44)-×-116(4)-120(196)-117(12)-181(252)
技 :リフスト/めざ炎/身代わり/蛇睨み
・リフスト×2でH4ミミッキュ確定
雨パ、ギャラを対策する枠。
受け出し性能と切り返し性能を両立するポケモンとして採用したが、1度受け出すと次の場面で突っ張ることができず、切り返せない展開が多かった。
そもそも高速アタッカー相手に止まるので、この枠はスカーフ持ちかカムラの実持ちが適切だったかもしれない。
ジャローダ自身は技範囲が刺されば強かった。
◯選出パターン
とりあえず簡素に書き留める。
詳細は後日追記予定。
リザ+クレセ+@1
…大抵この選出。@1枠で対応範囲を変えるのが楽しかった。
グライ+クレセ+エンペorフリージオ
…前者の2体で受け回しつつ、3体目でサイクル崩壊を狙う選出。
ジャロ+クレセ+リザorエンペ
…ジャロが刺さっている時の選出。
リザ+エンペ+ジャロ
…対ギャラアゴ選出。正直勝てない。
◯重いポケモン・構築
例によって下に行く程勝率が悪い。
ウツロイド…ステロのせいでリザが出しにくい。エンペが刺さっていれば戦えるが、受けポケがいると負け。
ガブリアス…剣舞を積まれると負けなので、ジャロかクレセを対面させるよう心がける。
破壊ポリゴンZ…テクスチャー読みでフリージオを投げると即死する。
ステロゲンガー…体力が削れた状態でゲンガーと対面したら誰も勝てない。
バシャーモ…膝外し願望エンペ投げ。
◯終わりに
最後まで目を通していただきありがとうございました。
鬼羽ダイブリザXのお試し用QRパを作ったので、興味のある方は是非。
来期も頑張ります。
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